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【通貨】NY為替:日銀追加緩和観測で円買い一服

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円25銭から104円98銭まで上昇し、104円63銭で引けた。予想を上回った米7月リッチモンド連銀製造業指数、7月消費者信頼感指数、6月新築住宅販売件数を好感したドル買いが強まったほか、日銀が追加緩和案の検討作業に入ったとの報道を受けて円売りが再燃。


ユーロ・ドルは、1.1006ドルから1.0978ドルへ下落し1.0984ドルで引けた。良好な米国の経済指標を受けたドル買いが強まった。ユーロ・円は、114円61銭から115円35銭へ上昇。日本銀行が追加緩和に踏み切るとの憶測を受けた円売りが再燃した。


ポンド・ドルは、1.3176ドルまで上昇後、1.3095ドルへ反落した。タカ派で知られるウィール英中銀金融政策委員会委員が「速やかな金融刺激策が必要」とハト派方針に転換したため8月会合での利下げ観測が強まりポンド売りが優勢となった。

ドル・スイスは、0.9884フランから0.9928フランへ上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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