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【通貨】外為サマリー:一時1ドル104円20銭台へ下落、経済対策に物足りなさも

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=104円41銭前後と前日午後5時時点に比べ1円80銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=114円99銭前後と同1円50銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午後に入り一段のドル安・円高が進行。午後1時50分過ぎには一時、104円28銭まで円が買われた。この日政府の経済対策は、真水にあたる財政支出が従来の3兆円程度から6兆円程度に増額するとの報道が伝わったが、市場には「規模が小さく期待に達しない」(市場関係者)との見方が出た。週末の日銀金融政策決定会合への期待も出ている一方、「追加緩和を行っても状況次第では材料出尽くしにつながる」(アナリスト)ことも懸念されている。今晩は米6月新築住宅販売件数の発表などがあり、その結果も関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1013ドル前後と前日に比べ 0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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