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【材料】ソフトバンクが大幅反発、アナリストは現状株価から20%アップサイドを想定

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が買い先行で始まり逆行高。個別銘柄では任天堂<7974>に次いで、東証1部の売買代金ランキング2位になっている。FOMC、日銀金融政策決定会合を控え軟調ムードの中で同社株が相場のけん引役になっている。

 米モバイル通信会社スプリント社のポジティブ好決算で米国市場でスプリント株が急上昇したことが好感されている。直近ではARMホールディングスを3兆3000億円で買収したり、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>株式を売却したりと話題に挙がる。

 ARM買収により市場の評価はソフトバンク株にマイナスの動きとなったが、JPモルガン証券では「依然として現状株価から20%のアップサイドを想定」とコメント。国内通信業の安定性、コスト削減効果によるスプリントの事業改善、4~6月期決算で携帯端末の値引き抑制に業績に大きなサプライズはないとしている。

 目標株価を7450円から6500円に引き下げるも、株価は「売られ過ぎの感が歪めない」とポジティブな内容だった。
《MK》

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