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【市況】26日の株式相場見通し=米株安や円高進行を嫌気して売り先行

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京株式市場は、引き続き買い手掛かり材料に乏しいなか、小口の売りで値を消す銘柄が目立つ展開となりそうだ。前日の米株式市場でのNYダウ平均株価の軟調推移に加え、外国為替市場で円高・ドル安傾向が強まっていることから、売り優勢のスタートとなりそうだ。26日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=105円60銭台と前日に比べて円高・ドル安が進行している。

 25日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比77.79ドル安の1万8493.06ドルと反落した。このところ上昇相場が続き、過去最高値圏での推移となっていたことから、過熱感が意識され利益確定の売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比2.534ポイント安の5097.628と反落した。

 日程面では、6月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC、~27日)、米7月の消費者信頼感指数、米6月の新築一戸建て住宅販売、韓国4~6月期のGDPが焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年07月26日 08時36分

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