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【市況】NY株式:ダウは77ドル安、企業決算や金融イベントを控えて様子見

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

25日の米国株式相場は下落。ダウ平均は77.79ドル安の18493.06、ナスダックは2.53ポイント安の5097.63で取引を終了した。今週に発表される企業決算や連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合の内容を見極めたいとの思惑から、利益確定の売りが先行。原油安も嫌気され、終日軟調推移となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルや半導体・半導体製造装置が上昇する一方でエネルギーやヘルスケア機器・サービスが下落した。

検索サイトのヤフー(YHOO)はネット事業を通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)に48億ドルで売却合意したものの、下落。原油相場の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。一方で、携帯電話のスプリント(S)は決算で売上高が予想を上振れ、大幅上昇。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は太陽光発電のソーラーシティ(SCTY)の買収で合意間近と報じられ、堅調推移となった。

医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズ(GILD)はマーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。しかし、通期の売上高見通しを引き下げたことが嫌気され、時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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