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【市況】米系大手証券、今週の日銀会合では日銀の本気度が試されることになる

 JPモルガン証券では、今週の日銀金融政策決定会合では、マネタリーベースの拡大(80兆→100兆円)、資産買入増額(国債:80兆→100兆円、ETF:3兆3000億→6兆円、J-REIT:900億→2000億円)、利下げ(マイナス10ベーシスポイント→マイナス30ベーシスポイント)を想定。

 日銀は今週の決定会合後に発表する展望レポートで2016年度のコアCPI前年比予測を、従来のプラス0.5%からプラス0.1%に大幅下方修正すると予測し、日銀が目標とする「2017年度中の2%インフレ達成」は絶望的に困難になっているなか、こうした状況下で追加緩和を行わないことは日銀の信認を大きく損なうことになると解説。

 今週の日銀会合では、日銀の本気度が試されることになるとの見解を示している。
《MK》

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