市場ニュース

戻る
2016年07月25日11時39分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ナノキャリア、マツダ、日新電機、日本電産

ナノキャリア <日足> 「株探」多機能チャートより
■ナノキャリア <4571>  913円  +58 円 (+6.8%)  11:30現在
 ナノキャリア<4571>が大幅高。同社は23日、5月1日に米国連邦破産法第11章に基づき事業再建手続きの申し立てを行った米バインド・セラピューティクス社のオークションに参加すると発表。これが材料視されているようだ。米バインドは破産法363条の規定に基づき資産売却の手続きを進め、7月1日に米ファイザーとの間で大部分の資産売却について合意し、米国破産裁判所に対して資産売却の許可を申請。これに伴い、破産裁判所の入札手続きに基づき、きょう25日にオークションが行われる。同社では買収が成立した場合、米バインドの持つパイプラインや新たなポリマー・ナノ粒子技術の獲得のほか、米国での活動拠点および人材の獲得などが可能と見込まれ、米国を中心とした海外事業を強化できると考えているという。なお、業績への影響はオークションの結果に基づいて精査し、速やかに公表するとしている。

■マツダ <7261>  1,577円  +94 円 (+6.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 マツダ<7261>が大幅高。同社は為替感応度の高い自動車セクターでも欧州向け売上比率の高さが特長だ。英国EU離脱決定に絡むポンド安およびユーロ安の流れを受け、輸出採算悪化懸念から株価は6月下旬を境に急落したが、7月相場では急反騰態勢に転じている。足もと為替相場は対ドルで106円台前半、対ユーロで116円台後半まで円安方向に触れており、これが追い風材料となっている。また、23日付の日本経済新聞が同社の16年4~6月期営業利益について「前年同期比6%減の500億円前後だったようだ」と報じ、急速な円高進行は重荷となったものの「欧州で新車販売が好調なうえ、減価低減効果で減益幅は限られた」と伝えたことが買い戻しを加速させる背景となった。

■日新電機 <6641>  1,806円  +105 円 (+6.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 日新電機 <6641> が5連騰で上場来高値を更新した。同社は21日に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比499倍の24.9億円に急拡大して着地したことが引き続き買い材料視されている。利益率の高い薄型ディスプレー製造用イオン注入装置の販売が大きく伸びたことが寄与。原価低減に取り組んだことも大幅増益に貢献した。上期計画の25億円に対する進捗率は99.8%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かっている。

■KOA <6999>  834円  +44 円 (+5.6%)  11:30現在
 KOA<6999>が続伸。同社は22日の取引終了後、17年3月期第1四半期(4~6月)連結業績予想の修正を発表。売上高を106億7000万円から109億3400万円(前年同期比7.0%減)へ、営業利益を5億2000万円から7億2300万円(同14.4%減)へ、純利益を8億8000万円から8億4100万円(同6.3%増)へ修正した。急激な円高による為替差損の増加で純利益は下方修正となるが、自動車関連向けが好調に推移している。

■MCJ <6670>  602円  +28 円 (+4.9%)  11:30現在
 MCJ<6670>が3日続伸。同社は22日、子会社のユニットコムが超薄型・軽量の小型モバイルバッテリー「BAT04-3600」を発売したと発表。会社側では位置情報スマホゲームに最適としており、「ポケモンGO」人気に伴う需要増などが期待されているようだ。この小型モバイルバッテリーは、高品質リチウムポリマー電池を採用。iPhoneやスマホを約1.5回フル充電することが可能となっている。

■HUG <3676>  3,445円  +155 円 (+4.7%)  11:30現在
 ハーツユナイテッドグループ<3676>が反発。同社は22日の取引終了後、上海に子会社を設立することを発表した。14年1月からの中国政府の規制緩和により、据置型の家庭用ゲーム機の製造・販売が解禁されたことを受け、中国国内で家庭用ゲームの開発が本格的に開始されている。これに対応すべく子会社を通じて中国でデバッグ事業体制をより本格化していく。

■日本電産 <6594>  8,947円  +387 円 (+4.5%)  11:30現在
 22日、日本電産 <6594> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益が前年同期比5.6%増の315億円に伸びて着地したことが買い材料視された。「車載及び家電・商業・産業用」部門の営業利益が前年同期の104億円から138億円に拡大した。家電・商業・産業用モーターの販売好調に加え、原価が改善したことが寄与。急激な円高を跳ね返し、営業増益を確保したことが好感された。

■不二越 <6474>  348円  +15 円 (+4.5%)  11:30現在
 不二越<6474>が反発。岩井コスモ証券が前週末22日付のリポートで、投資判断を「B」から「A」へ、目標株価を340円から450円へ引き上げたことが好感されている。16年11月期上期は、円高やロボット向けの先行投資が原因で前年同期比3割減の営業減益で着地。下期も円高や業績下方修正などが予想されるが、株価は悪材料の多くを織り込んだと評価している。また、会社側では、産業用小型ロボットに注力し、20年11月期には売上高4000億円(今期2120億円予想)を目指す強気な会社計画を発表している。

■ミクシィ <2121>  3,650円  +140 円 (+4.0%)  11:30現在
 ミクシィ<2121>が反発。同社はこの日、YouTubeで配信中のアニメ版「モンスターストライク」の映画化を決定し、「モンスターストライク THE MOVIE」として、12月10日から劇場公開することを発表した。モンストアニメは、1話を約7分に凝縮した、スマホ時代の新しいアニメフォーマットとして15年10月10日からYouTubeにおいて11言語で世界で配信を開始している。今回の映画版は7月30日から映画館で特報映像が流れるほか、フライヤーの配布やポスターの掲示などを行う。

■いちごHD <2337>  472円  +16 円 (+3.5%)  11:30現在
 いちごグループホールディングス<2337>が大幅反発。前週末22日の取引終了後、ホテル10物件の信託受益権をいちごホテルリート投資法人<3463>に売却すると発表しており、これを好感した買いが入っている。なお、同売却により、第2四半期業績に売上高281億円、純利益約46億円を計上する予定だが、17年2月期業績予想には織り込み済みとしている。

■サカタのタネ <1377>  2,638円  +85 円 (+3.3%)  11:30現在
 サカタのタネ<1377>が5日続伸、急勾配の5日移動平均線をサポートラインに上値指向を強めている。国際的にも高い競争力を誇る種子メーカーで、新興国を中心に、ニンジン、ブロッコリーなど野菜種子や花種子の需要を取り込んでおり、安倍政権が掲げる国内農業の成長を担う中軸銘柄の一社としても市場の視線を集めている。立花証券が22日付で同社の投資判断を「強気」継続(目標株価3000円)でフォロー、これが株価を改めて刺激している。会社側は17年5月期の営業利益にについて前期比18%減の60億円を計画しているが、同証券では70億円レベルへ上方修正される可能性が高いとみている。

■富士通ゼネラル <6755>  2,349円  +74 円 (+3.3%)  11:30現在
 22日、富士通ゼネラル <6755> が17年3月期上期(4-9月)の連結営業利益を従来予想の75億円→105億円に40.0%上方修正。従来の27.1%減益予想から一転して2.1%増益見通しとなったことが買い材料。欧州向け空調機の販売好調に加え、円高による輸入採算の改善や原価低減が利益を押し上げる。上期増額分を下回る形で、通期の同利益を220億円→240億円に9.1%上方修正。なお、通期の前提為替レートを1ドル=115円→108円に変更した。

■山九 <9065>  594円  +13 円 (+2.2%)  11:30現在
 山九<9065>が反発。国内大手証券では、国内インフラは高度経済成長期に建設された設備が多く、老朽化を背景にメンテナンスや更新ニーズは高まっていると指摘。主力の機工事業は国内の鉄鋼、化学、電力などのインフラ設備の老朽化を背景に、堅調なメンテナンスや改造・改修需要が見込まれるとして、17年3月期に機工事業、物流事業の増益から営業最高益の更新を予想。レーティング「バイ」、目標株価740円でカバレッジを開始している。

■ドンキHD <7532>  4,005円  +75 円 (+1.9%)  11:30現在
 ドンキホーテホールディングス<7532>が反発。業績の良い小売セクターの人気株として買われているところへ、外国人投資家からも注目されていることが話題となった。7月25日に提出された5%ルール大量保有報告書によると、スコットランド籍の投資ファンド「ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー」がドンキホーテホールディングス株式を大量取得していることがわかった。最新資料によると、従来は保有株0%だったが831万1700株を取得して発行済み株数の5.26%を大量取得したことが注目されている。ベイリー社は保有目的を「投資一任契約に基づき、顧客資産で本件株式を保有している」と明記している。

●ストップ高銘柄
 松尾電機 <6969>  82円  +30 円 (+57.7%) ストップ高   11:30現在
 CVSベイ <2687>  153円  +50 円 (+48.5%) ストップ高   11:30現在
 アプリックス <3727>  614円  +100 円 (+19.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 インソース <6200>  940円  +148 円 (+18.7%)  11:30現在
 モバイルファクトリー <3912>  4,755円  +700 円 (+17.3%) ストップ高   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 イマジカロボ <6879>  1,020円  -300 円 (-22.7%) ストップ安   11:30現在
 サノヤスHD <7022>  637円  -150 円 (-19.1%) ストップ安   11:30現在
 シライ電子工業 <6658>  395円  -80 円 (-16.8%) ストップ安売り気配   11:30現在
 エスケイジャパン <7608>  617円  -50 円 (-7.5%)  11:30現在
 以上、4銘柄

株探ニュース

日経平均