【市況】ETF売買動向＝25日前引け、野村南ア４０、純パラ信託が新高値

　25日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比10.4％減の942億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.4％減の869億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ｉＰａｔｈ　農産物指数連動受益証券発行信託 <2025> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> 、ｉＰａｔｈ　エネルギー指数連動受益証券発行信託 <2024> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が9.30％高、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> が4.97％高、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> が4.23％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が3.29％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が63円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金599億200万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均837億100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が126億8900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が43億1200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が33億7800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が28億3700万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が8億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース