【材料】東製鉄は買い優勢、17年3月期営業利益予想の減益幅縮小を評価
東京製鉄 <日足> 「株探」多機能チャートより
同社は22日取引終了後、17年3月期の単独業績予想の修正を発表。売上高を1200億円から1130億円(前期比15.8%減)へ下方修正する一方、営業利益を90億円から95億円(同46.6%減)へ、最終利益を80億円から85億円(同55.6%減)へ上方修正した。為替の円高メリットや粗鋼生産の回復に伴う減価低減効果、生産歩留まりの改善などが利益率を改善させる見通し。売上高は鋼材価格の下落が反映され従来見込みに届かない見通しながら、目先鋼材市況は底入れ感が浮上していることもあって、利益改善を素直に評価する動きが優勢となった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)