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【材料】久世---17年3月期は2ケタの営業増益見込む、長期的に「1,000億円企業」を目指す。

久世 <日足> 「株探」多機能チャートより

久世<2708>は、業務用食材卸。ホテル、レストランなどの外食産業向けの業務用食材及び資材の販売を手掛ける。PB商品も開発。メニュー提案、食材のカタログ提案で外食産業の顧客ニーズに対応する。1月末に主要取引先「モンテローザ」との取引を解消するも、販管費の減少などにより収益改善。

17年3月期は売上高が前期比6.2%減の630.00億円、営業利益が同10.4%増の4.85億円、純利益が同21.8%減の3.80億円を計画。競争力のある商品の提案営業で、既存得意先の深耕と新規得意先の開拓を図る。20年の東京オリンピックを見据え、首都圏(主に東京・神奈川)が重点地区。物流をはじめ業務効率化を積極的に推進。2ケタの営業増益見込む。

同社は、「第3次C&G中期経営計画」(15年4月~18年3月)を実行中。収益の改善と拡大に向け、採算を重視した営業体制を構築し、徹底した物流業務の効率化による費用の削減、各種業務見直しによる効率化を推進する。長期的には売上高1,000億円、営業利益率2%を実現する考えだ。

《TN》

 提供:フィスコ

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