【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … サイバー、パソナＧ、アデランス　(7月15日～21日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から22日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　エンプラス <6961>
　17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比70.8％減の8.1億円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の25億円に対する進捗率は32.7％にとどまり、5年平均の46.1％も下回った。

▲No.4　アデランス <8170>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は8.8億円の赤字(前年同期は3.1億円の黒字)に転落した。

▲No.6　アルインコ <5933>
　17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比68.1％減の2.8億円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の18.5億円に対する進捗率は15.6％にとどまり、5年平均の41.0％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2168> パソナＧ 　　　東１ 　 -14.29 　　7/15　本決算　　　　8.95
<6961> エンプラス 　　東１ 　 -10.21 　　7/20　　　1Q　　　-70.80
<4751> サイバー 　　　東１　　 -9.15 　　7/21　　　3Q　　　 16.59
<8170> アデランス 　　東１　　 -7.06 　　7/15　　　1Q　　　　赤転
<8155> 三益半導 　　　東１　　 -6.07 　　7/15　本決算　　　　2.78

<5933> アルインコ 　　東１　　 -4.63 　　7/20　　　1Q　　　-68.07
<3091> ブロンコＢ 　　東１　　 -3.61 　　7/15　　上期　　　 30.95
<2930> 北の達人 　　　東１　　 -3.21 　　7/15　　　1Q　　　 -6.76
<8617> 光世 　　　　　東１　　 -1.65 　　7/20　　　1Q　　　　赤転
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東１　　 -1.24 　　7/15　　上期　　　-21.17

<7466> ＳＰＫ 　　　　東１　　 -1.17 　　7/21　　　1Q　　　-32.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした22日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース