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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い展開か、4-6月期GDPが手掛かり材料に

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■強含み、EU離脱による混乱に対処可能との期待も

先週のポンド・円は強含み。米ドル・円相場は円安方向に振れたことや英国は欧州連合(EU)離脱の決定による混乱に対処できるとの見方が浮上し、リスク回避的なポンド売りは縮小した。取引レンジ:138円35銭-142円41銭。

■底堅い展開か、4-6月期GDPが手掛かり材料に

今週のポンド・円は底堅い展開か。英中央銀行による8月利下げの思惑は消えていないが、27日発表の4-6月期国内総生産(GDP)が予想を上回った場合、8月利下げ観測は後退し、ポンドは底堅い動きを続ける見込み。ただし、日本銀行が28-29日開催の金融政策決定会合で追加金融緩和を見送った場合、利食い目的の円買い・ポンド売りが増えることでポンドの上昇はやや抑制される可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・27日:4-6月期国内総生産(前年比予想+2.1%、1-3月期:+2.0%)

予想レンジ:138円00銭-142円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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