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2016年07月23日12時47分

【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家DAIBOUCHOU:資産株から成長株への変化で株価10倍も夢ではない

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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家DAIBOUCHOU氏(ツイッター:@DAIBOUCHO )が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年7月22日15時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのDAIBOUCHOUです。

先日、株の初心者には会社の純資産に比べて株価が割安な資産バリュー株をお勧めしました。

ただ、今の私は、資産バリュー株も保有していますが、成長株の方が主力です。成長株は様々な噂や思惑、テーマ性などで乱高下して、精神的にも金銭的にも疲弊して、投資より投機になりやすいのです。今年だけでも、バイオ、フィンテック、ビットコイン、人工知能、LINEなどで急騰しましたが、最後は急落に終わる事が多いです。射幸性があり、刺激的ですが、初心者が儲けるのは難しいと思います。

資産バリュー株に投資していた初心者時代の私が成長株に目覚めたのは、サミー(今のセガサミー(東一6460))がきっかけです。当時のサミーはパチスロ機が主力のメーカーで、株式市場のパチスロ業界への評価が低いうえ、アルゼ(今のユニバーサル(JQ 6425))に劣る二番手に位置し、株価が低かったのです。
2000年に資産バリュー株としてサミー株に投資しましたが、獣王というパチスロ機の大ヒットで業績が伸び、その後、北斗の拳などヒットを連発し、資産バリュー株から成長株へと変貌し、株価が15倍以上上昇しました。

当時は分散投資志向で、1銘柄60万円を投資上限としていました。サミー株ばかりが株価上昇し、上限60万円を超えたらサミー株を少し売却していました。今思えば、成長の芽を摘む結果となりました。この経験から、後の不動産株投資では分散投資より集中投資となりました。ちなみに、私のハンドルネーム、DAIBOUCHOUは、当時のサミーの会社四季報でのコメント欄に【大膨張】と評価されているのを見て付けました。まさに、私の資産が大膨張するきっかけの株と言えます。

最近の資産バリュー株が成長株に変貌して株価上昇した好例は、東北中心のドラックストア、薬王堂(東一3385)でしょう。アベノミクス前はPBR 0.3倍、PER 4倍程度に放置されていましたが、最近は成長株として評価され、最近の5年間で7.5倍、リーマンショック時の底値からは20倍も株価が上昇しました。

資産バリュー株は純資産の価値が下支えとなり、株価が底堅い反面、一度成長株へ評価が変貌すると、どん底に割安な評価から成長株として割高な評価へと株価が急上昇するのです。ポケモンのように、割安株から成長株に進化して大儲け出来る、資産バリュー株投資の醍醐味と言えます。リーマンショックのように狂乱的な大暴落が発生すると、将来の成長株が資産バリュー株並みの株価で買えるチャンスが発生するのです。

薬王堂の5年間の推移を見ると、5年前に比べて1株当たりの利益は1.5倍となりました。この利益成長を評価されて、薬王堂へのPER評価が4倍から20倍へ5倍に増えました。1.5倍に5倍を掛けて、株価が7.5倍になったという事です。注目点は、利益成長だけでは株価は1.5倍にしかならず、割安株から割高な成長株へと投資家の評価が急上昇する事の方が株価上昇への貢献度が高いという事です。

ただ、悲しい事に、2013年のアベノミクス開始から3年半経ち、中小型株まで物色が広がり、成長力があるのに割安に放置された株は余りないと判断しています。今は、未だに資産バリュー株の株価水準で放置された株を買うよりは、評価不足の成長株を買って、短期的な水準訂正を細かく狙う方が良いと思っています。ただ、これは初心者の方には難しいと思いますので、資産バリュー株で経験を積みながら、次の景気循環の底を狙う作戦が無難だと思います。

執筆者名:DAIBOUCHOU(ツイッター:@DAIBOUCHO )

《TM》

 提供:フィスコ

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