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【材料】マブチモーター、国内大手証券はインカムストックとしての妙味を見出すことができるとの認識

マブチ <日足> 「株探」多機能チャートより
 マブチモーター<6592>が反落。ただ、25日移動平均線をサポートラインに下げ渋っている。

 国内大手証券は、為替前提を円高方向(1ドル108→105円)に見直した上に、モータの出荷前提を若干引き下げた結果、業績予想を下方修正したとのリポートをリリース。現在の同社トップライン成長を牽引する、電動パーキングブレーキやパワーウィンドウ用途が、ドアミラーやエアコンダンパのように、同社製品で市場を寡占化できるかが、積極姿勢に転じるポイントと指摘。

 同証券ではまた、同社は業績に応じて株主に積極還元する基本方針であることから、自社株式を取得する年度では、総分配性向が6割を超えることもあるため、現状株価では、インカムストックとしての妙味を見出すことができるとの認識であると解説。目標株価は5400円から5100円へ引き下げているものの、レーティングは「ニュートラル」を継続している。
《MK》

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