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【材料】平和RE、国内大手証券は賃貸収益向上が期待できるフェーズに移ってきたと指摘

平和不リート <日足> 「株探」多機能チャートより
 平和不動産リート投資法人<8966>が小幅に続伸。現在は前日終値8万800円近辺で推移している。

 大和証券がリリースしたリポートによると、同REITの16年5月期におけるオフィス保有物件の賃料ギャップは+0.31%まで縮小、すでに賃料ギャップがマイナスとなっている他REITも存在するため、ようやく同REITでも賃料増額による賃貸収益向上が期待できるフェーズに移ってきた形だろうと指摘。企業業績が不透明ななかでも、賃貸収益の安定化に向けた運用に期待するほか、今後予定されている契約更新では、17年5月期および18年5月期に賃料ギャップが+10%超あるテナントが比較的多く控えているため、今後2年程度の更新状況には注目と解説。

 投資判断「2」(アウトパフォーム)、目標投資口価格9万5000円を継続している。
《MK》

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