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2016年07月22日05時00分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

イマジカロボ <日足> 「株探」多機能チャートより

■イマジカロボ <6879>  1,079円 (+150円、+16.2%) ストップ高

 東証1部の上昇率5位。イマジカ・ロボット ホールディングス <6879> がストップ高。日証金が21日約定分から、制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借取引の申し込み停止措置を実施すると発表した。ただし、弁済繰り延べ期限の来た買いの現引きは除く。

■ミツミ電機 <6767>  523円 (+65円、+14.2%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率7位。ミツミ電機 <6767> 、ホシデン <6804> 、日本写真印刷 <7915> など任天堂 <7974> 向けに電子デバイスを供給するメーカーに買いが集まった。これまで「ポケモンGO」関連として買われていた銘柄は「ポケモン」というキャラクターをキーワードに物色の輪に広がりをみせていたが、ここにきて資金は新たな潮流を形成し電子部品株の一角にも波及した。「ポケモンGO」の日本配信が秒読みとみられるなか、スマホ画面を見ていなくても近くにいるポケモンの存在を知らせるリストバンド型の周辺機器「ポケモンGO Plus」の発売も間近とみられている。同商品もヒット化が必至とみられ、サプライヤーとなれば大きな収益機会を得ることになる。21日は、ミツミがストップ高に買われたほか、ホシデンも一時7.8%高と急伸し年初来高値を更新、日本写真印刷も11%弱の上昇をみせ、6月下旬以来約1カ月ぶりの2000円台回復を果たしている。また、任天堂の資本が入っているシライ電子工業 <6658> は3日連続ストップ高で21日は値がつかない状況、2013年12月以来の3年7カ月ぶりの400円台回復が目前となっている。

■IDOM <7599>  550円 (+51円、+10.2%)

 東証1部の上昇率10位。IDOM <7599> が5日ぶりの反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、展示販売型の小売台数は想定通り着実に伸びていると指摘。来期以降の出店拡大による高成長を株価に織り込む余地があるとみて、レーティング「バイ」を継続。目標株価は1400円から1200円に引き下げている。

■ペプチドリーム <4587>  5,790円 (+320円、+5.9%)

 20日、ペプチドリーム <4587> が同社の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS」を、米ジェネンテック社へ非独占的にライセンス許諾することで合意したと発表したことが買い材料。契約締結に伴い、ジェネンテック社に対して特殊ペプチドによる創薬研究開発を実施する権利を与える。一方、同社は契約一時金を段階に分けて受け取るほか、創製された特殊環状ペプチドや低分子化合物に係るマイルストーンフィー、上市後の売上に応じたロイヤルティを受領する。なお、契約一時金は17年6月期に計上する予定としている。

■三菱ケミHD <4188>  541円 (+29.4円、+5.8%)

 三菱ケミカルホールディングス <4188> が急反発。大和証券がリリースしたリポートによると、為替1ドル=100円を前提に、17年3月期の営業利益2070億円、コア営業利益2320億円を予想。同社は来年4月にグループの主要化学3社を統合予定、機能製品群の拡販によるシナジーやコスト削減の進捗が市場に認識されるに伴い、株価は上昇に向かおうと解説。投資判断は「2」(アウトパフォーム)を継続し、目標株価は810円から610円へ引き下げている。

■コーセー <4922>  9,580円 (+440円、+4.8%)

 クレディ・スイス証券の化粧品セクターのリポートでは、6月の化粧品インバウンド売上高が前月比で回復したことは「安心感を覚える」と指摘。それでも、今年2~4月の高い月商レベルに戻ることは当面ないとみて、今年後半からは、インバウンドからアウトバウンドへ舵を切る企業により注目したいと解説。個別銘柄では、ファンダメンタルズの強さが不変で割安感の高まったコーセー <4922> をトップピック推奨している。

■ホンダ <7267>  2,923.5円 (+126円、+4.5%)

 JPモルガン証券の自動車セクターのリポートでは、6月のインドネシアの自動車販売が前年比11%増と3ヵ月連続で前年超え、前月比ベースでも2ヵ月連続での増加となった事を受け、4-6月でも前年比9%増加と前年超えが定着しつつあると指摘。先行指標のセメント需要改善や政府の公共投資支出トレンドからも今後乗用車、商用車ともに回復基調に入る可能性が高いとみて、ホンダ <7267> 、日野自動車 <7205> 、デンソー <6902> にポジティブと解説している。

■EPSホールディングス <4282>  1,408円 (+55円、+4.1%)

 EPSホールディングス <4282> が大幅3日続伸。東海東京調査センターが20日付で、投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価1670円としたことが好材料視されたようだ。会社側では16年9月期の経常利益を前期比2.6%増の55億円と予想しているが、同センターではこれに対し、同30.5%増の70億円と大幅な上振れを見込んでいる。15年10月-16年3月期の経常利益が前年同期比57.0%増の39億3700万円と好調だったことに加えて、同期末受注残が前年同期末比19.5%増の677億3400万円と高水準であることなどがその要因。続く17年9月期の経常利益も81億円と2ケタ増が続くと予想している。

■イトクロ <6049>  3,055円 (+105円、+3.6%)

 イトクロ <6049> [東証M]が急反発。学習塾を選ぶ際に役立つポータルサイト「塾ナビ」を中心に教育メディアを展開。「塾ナビ」のほか「みんなの学校情報」や「家庭教師比較ネット」などが好調に推移しており、16年10月期の連結営業利益は前期比20%増の11億5000万円が見込まれている。昨年7月に東証マザーズに新規上場したが、株価は3100円前後と公開価格(1930円)から順調に上昇していることも評価されている。

■安川電機 <6506>  1,432円 (+47円、+3.4%)

 安川電機 <6506> が反発。同社が20日引け後に発表した決算を受け、複数の証券会社がリポートをリリースしている。SMBC日興証券は、同社の17年3月期第1四半期(3月21日-6月20日)の連結営業利益は54億6500万円(前年同期比40.2%減)となったことについて、概ね同証券予想50億円及び市場コンセンサス(7月15日時点)55億円並みで印象としてはニュートラルと紹介。モーションコントロールにおいて第1四半期に中国の受注が大きく拡大したがやや出来過ぎの印象があり、同社では第2四半期も横ばいを想定するがその持続性が焦点となるとみるほか、下期の為替前提を1ドル=110円、1ユーロ=125円で据え置いたことも留意点と指摘。投資評価「2」(中立)、目標株価1030円を継続している。このほか、野村証券のリポートでは、第1四半期営業利益は同証券予想をやや下回ったものの、市場予想を若干上回ったとしたうえで、注目すべきは受注動向で、円高が進む中でも前四半期比で18%増加と紹介。会社計画は据置かれたものの、差引の“第2四半期見込は保守的”と同社が電話会議で言及したと指摘。同証券予想は円高基調への修正が必要も買い推奨は不変で、市場予想は“むしろ上振れ方向”との見解を示している。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、受注に力強さがなく、ロボットは競合他社に競り負けている印象と指摘。レーティング「ニュートラル」、目標株価1210円を継続している。

■古河機械金属 <5715>  167円 (+5円、+3.1%)

 古河機械金属 <5715> が反発。同社は21日、グループ会社の古河電子がフィリピンに設立した車載向けコイルの加工会社が本格量産を開始したと発表。車載向け電子制御ユニットに使用されるフィルタコイルを16年末までに月産80万個、17年3月頃には月産150万個まで加工能力を引き上げるとしている。また、一部で「政府が新たにまとめる経済対策の事業規模が20兆円超で調整していることが分かった」と報じられ、リニア中央新幹線や整備新幹線に財政投融資が充てられるとされていることも刺激となったもよう。古河機金はトンネル工事用機械などを手掛けていることから、リニア関連として注目されている面もあるようだ。


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