【市況】米国株見通し:堅調な米経済指標や決算受け先高感強そう
NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより
S&P500先物 2166.00(-1.50) (20:30現在)
ナスダック100先物 4653.00(+2.50) (20:30現在)
グローベックスはまちまち
欧州は全般小動き
景気先行指数など経済指標
20:30時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物はまちまちに推移している。
20日の米株式市場は上昇。ハイテクや金融に良好な決算発表が相次ぎ買いが先行。原油高も好感され、終日堅調推移となった。ダウ平均は36.02ドル高の18595.03、ナスダックは53.56ポイント高の5089.93。
欧州市場は全般小安く推移しているが小幅な値動きであり、方向感が掴みづらいところである。また、米株先物はNYダウは20ドル安程度で推移している。NYダウは小幅ながらも9営業日続伸と強いトレンドが継続しているが、過熱感等もあり、次第に上値は重くなりそうだ。とはいえ、堅調な経済指標や決算が相次いでおり、先高感は強そうである。
また、経済指標では新規失業保険申請件数(先週)、フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月)、FHFA住宅価格指数(5月)、中古住宅販売件数(6月)、景気先行指数(6月)が予定されているが、前月からは改善が見込まれている。決算については、ブラックストーン、AT&T、AMD、スターバックス、ビザ、GMが予定されている。堅調な経済指標や好調な決算が相場の押し上げ要因。
《KK》
提供:フィスコ