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【通貨】明日の為替相場見通し=106円挟み振幅の大きな展開も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、106円を挟んだ振幅の大きな展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=105円50~107円00銭。

 この日は、政府の経済対策が20兆円超規模となるとの報道が流れ、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となり一時、107円40銭まで円安が進んだ。ただ、欧州時間に入り、黒田日銀総裁がヘリコプターマネーに否定的な発言をしたと伝わると一気に105円80銭台まで円高に振れた。今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されており、ドラギ総裁の発言などが注目されるが、値の荒い展開となったドル円相場がどこで落ち着くかが注目される。106円割れの水準では買いが入りそうだが、107円接近の場面では戻り売りも強まりそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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