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2016年07月21日17時21分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年7月21日

 21日の市場は日経平均が反発。終値は前日比128円高の1万6810円で、先月8日以来、1カ月半ぶりの高値水準で取引を終えた。取引時間中は1万7000円にかなり接近する場面(257円高)があったが、フシ目ということで戻り待ちの売り物も多く伸びを欠いてしまった。短期的な過熱感があって無理もないところだが、東証1部の出来高が20億株程度に落ちついてしまっているのがやや気掛かりだ。

 昨日の米国市場はマイクロソフトの決算などを好感してダウ平均が9日続伸。7日連続で史上最高値を更新してきた。ダウ平均の9連騰は2013年3月の10連騰以来。この日はマイクロソフトのほかモルガンスタンレーなどが予想を上回る好決算を発表し、幅広い業種で業績回復期待が広がった。さて、破竹の勢いの米国株に乗せられて、東京市場は早くも日経平均が切り返す展開に。円相場が1ドル=107円台まで入ったことも強い後押し材料となり、日経平均は一時1万6938円の高値まで示現した。1万7000円に接近してきたことでその後は買い方も慎重となったが、個人の物色意欲もそれなりに回復してきており、押し目があれば目先はすぐに買われる相場となりそうだ。ただ、この局面は来週の日銀金融政策会合までの相場と割り切っておいた方がいい面もある。よほどのバズーカでもない限り当日で材料出尽くしとなりそうで、4月にもあったような失望売りというパターンも頭にいれておくべきだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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