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【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家釈麗子:日経平均は2万円も、バズーカ砲に期待!

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家釈麗子氏(ブログ「釈麗子の株ダイアリー」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年7月19日14時に執筆

参院選で与党勝利となった翌日から日経平均は大きく上昇。
私はブログにて、「こういう時に日経平均は連騰する、押し目待ちに押し目なし」の展開を書いていましたが、まさに押し目買い場はなく、先週1週間で1,400円近い上昇となりました。

日本市場は裁定買い残が09年以来の低水準、そして二番底形成、選挙通過による政治不安解消、NY市場では過去最高の空売り比率、高値更新位置であることから、今年の日経平均予想は2万円と掲げています。

こんな最高のチャンスが巡ってきているにも関わらず、個人投資家のほとんどが、「まだ含み損の銘柄が多い」とか「余力がない」「塩漬けが多すぎる」とかで、この底値のチャンスに乗れていないようです。

山登りで言えば、1合目からは買うことができず、持ち株の含み損が解消されていざ新しい銘柄に乗ろうと思ったら7合目あたり…という感じでしょうか。

日経平均が上がってきているので、そろそろ個人投資家好みの銘柄も動いてくるのでしょうが、なにせマザーズ指数先物も上場して相当上下に揺さぶられると考えられますので、やはりどんな局面でもロスカットの速さが株式市場で生き残れる術だと思います。

今後は、上がる銘柄は上がるし、上がらない銘柄は上がらない、と分かれてくると思うので、数日持ってても動きないものはとっとと売る。そこから切り返して上がれば、その時から飛び乗っても遅くないので、「あぁ、あの時売らなければよかった」などと思わないこと。

地合いも良くなってチャンスは多くなってきているので、改めて自分なりにルールを見直してみるとか、逆指値についてもっと学んでみるとか、いい機会ではないでしょうか。

前置きが長くなりましたが、今週は「新日本建物<8893>」に注目しています。
数ヶ月強い動きとなっていますが、月末には日銀の金融政策決定会合もあることですし、不動産株は物色されやすくなります。
その中でも上値シコリのあまり感じられない新日本建物ですが、まだ終わった感じもしませんので、上値は320~350円はあるのではないでしょうか。
そこにもしバズーカ砲でもあれば、400円いくでしょう。

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執筆者名:釈麗子
ブログ名:釈麗子の株ダイアリー

《HK》

 提供:フィスコ

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