【市況】ETF売買動向＝21日寄り付き、日経レバの売買代金は198億円と低調

　21日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比27.6％増の358億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同27.0％増の326億円となっている。

　個別では純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が4.40％高、ＵＢＳ欧州通貨圏株 <1387> が3.80％高と大幅な上昇。

　一方、日経カバードコール指数上場投信 <1565> は6.13％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が213円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金198億1400万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均228億9800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が56億5600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が19億7300万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が14億500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が8億9200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が6億4200万円の売買代金となっている。

株探ニュース