【市況】21日の株式相場見通し=円安進行と欧米株高を好感し反発
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比36.02ドル高の1万8595.03ドルと9日続伸し、7日続けての過去最高値更新となった。マイクロソフトをはじめとして、4~6月期決算の内容が市場予想を上回るケースが多いことが好感され,買いが先行した。ナスダック総合株価指数は、前日比53.560ポイント高の5089.933と反発した。
日程面では、不動産の販売、賃貸管理、仲介および海外事業を手掛けるデュアルタップ<3469>がジャスダック市場に、研修をはじめとする社会人向け教育サービスのインソース<6200>がマザーズ市場にそれぞれ新規上場する。
このほかに、5月の全産業活動指数、6月の工作機械受注額、6月の全国スーパー売上高、19日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)定例理事会(ドラギ総裁が会見)、米6月の中古車販売件数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)