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【通貨】NY為替:リスク選好の円売り加速

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円45銭から107円02銭まで上昇し106円90銭で引けた。最近の良好な米経済指標を受けて年内の利上げ観測を受けたドル買いが再燃。また、株高、原油高、政府が新たにまとめる経済対策の事業規模を20兆円超で調整しているとの報道や根強い日本の追加緩和観測に伴いリスク選好の円売りが優勢となった。


ユーロ・ドルは、1.0991ドルから1.1030ドルへ上昇し1.1010ドルで引けた。ユーロ圏7月消費者信頼感指数速報値が予想を上回ったためユーロの買戻しが強まった。ユーロ・円は、117円08銭から117円93銭まで上昇。


ポンド・ドルは、1.3133ドルから1.3226ドルへ上昇した。英国の失業率が予想外に低下したほか、フォーブス英中銀金融政策委員会(MPC)委員が利下げに慎重な姿勢を示したためポンドのショートカバーが加速。ドル・スイスは、0.9905フランへ上昇後、0.9851フランへ下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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