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2016年07月20日16時45分

【市況】【↓】日経平均 大引け| 7日ぶり反落、利益確定売りに押されるも政策期待で下げ渋る (7月20日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  16646.92
高値  16692.84(14:04)
安値  16554.03(10:03)
大引け 16681.89(前日比 -41.42 、 -0.25% )

売買高  18億6441万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆7199億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は利益確定売りで7日ぶり反落
 2.政策期待からの押し目買いで後半下げ渋る
 3.任天堂は反落も売買代金は7300億円と歴史的大商い続く
 4.建設や不動産など内需の国策関連に買い
 5.海外ヘッジファンドの先物を絡めた資金流入続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは25ドル高と8日続伸。過去最高値を6日連続で更新した。原油安は重荷になったものの、指数構成銘柄のジョンソン・エンド・ジョンソンなどが良好な決算を発表したことが好感され上値を追った。

 東京市場では、前日までの急速な戻りの反動で利益確定売りが優勢となった。ただ、後場後半は押し目買いに下げ渋る動きをみせた。日経平均株価は7日ぶりに反落した。

 20日の東京市場は、前日までの日経平均6日続伸を受けて目先利益確定の売りに押された。前日の欧州株市場は総じて軟調、米国株市場ではNYダウが小幅ながら続伸し最高値を更新したものの、他の主要指数はマイナス圏で引け上値の重さが確認され、ここ急速な戻りを演じていた日経平均も上昇一服となった。ただ、売り一巡後は28、29日の日銀の金融政策決定会合での追加緩和期待や政府の補正予算編成に対する期待から、不動産や建設セクターなどを中心に買いが入り下げ渋った。後場後半は為替が円安傾向に振れたことに加え、先物主導のインデックス買いも戻りを支えた。売買代金は記録的な商いをこなしている“任天堂効果”が反映され2兆7000億円台と引き続き高水準。

 個別では、任天堂<7974>が4日ぶりに急反落、前日の上昇分をそのまま吐き出す格好となったが、売買代金は7300億円強と前日を約300億円上回り、個別銘柄としての過去最高記録を連日で更新した。関連銘柄のマーベラス<7844>、タカラトミー<7867>なども大幅反落となった。このほかファーストリテイリング<9983>が安く、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>、信越化学工業<4063>なども値を下げた。日本ハム<2282>も売られた。
 半面、ソフトバンクグループ<9984>が底堅さを発揮、NTT<9432>も堅調だった。エスケイジャパン<7608>は3日連続ストップ高、パスコ<9232>、サノヤスホールディングス<7022>も大幅続伸。リソー教育<4714>、ディップ<2379>、リンクアンドモチベーション<2170>も物色人気となった。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、テルモ <4543> 、ダイキン <6367> 、ソフトバンク <9984> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約27円。うち17円はKDDI1銘柄によるもの。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、日東電 <6988> 、日ハム <2282> 、信越化 <4063> 、ヤマハ <7951> 。押し下げ効果は約51円。うち31円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)建設業、(2)不動産業、(3)陸運業、(4)情報・通信業、(5)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)証券商品先物、(3)鉱業、(4)鉄鋼、(5)銀行業。

■個別材料株

△CDS <2169>
 上期経常を51%上方修正・配当も2円増額。
△DNAチップ <2397> [東証2]
 関節リウマチに対する新検査サービス「リウマチェック3」を開始。
△ケアサービス <2425> [JQG]
 中国でエンゼルケア事業を開始。
△マクドナルド <2702> [JQ]
 「ポケモンGOの配信で自社店舗を提供」と報道。
△Bガレージ <3180> [東証M]
 東証1部に市場変更。
△アルファクス <3814> [JQG]
 「LINE Pay」と業務提携。
△リソー教育 <4714>
 今期配当を4円増額。株主還元率100%を実施。
△エボラブルA <6191> [東証M]
 今期最高益予想を87%増益に27%上乗せ。
△バーチャレク <6193> [東証M]
 小規模コールセンター向けCRMサービスをクラウドで提供。
△パスコ <9232>
 総務省「自律型モビリティシステムの開発・実証」の委託先に選定。


▲リコー <7752>
 インド子会社の不正会計発覚で業績下振れを懸念。
▲任天堂 <7974>
 日本配信開始の観測で利益確定売り。
▲高島屋 <8233>
 三菱UFJ証が目標株価を「990円→910円」へ引き下げた。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)SKジャパン <7608> 、(2)パスコ <9232> 、(3)サノヤスHD <7022> 、(4)CDS <2169> 、(5)リソー教育 <4714> 、(6)アイスタイル <3660> 、(7)WSCOPE <6619> 、(8)トランザク <7818> 、(9)GMO-PG <3769> 、(10)リニカル <2183> 。

 値下がり率上位10傑は(1)任天堂 <7974> 、(2)マーベラス <7844> 、(3)タカラトミー <7867> 、(4)ファインデ <3649> 、(5)メガチップス <6875> 、(6)パラベッド <7817> 、(7)一パン <2215> 、(8)トクヤマ <4043> 、(9)日ハム <2282> 、(10)フジHD <4676> 。


【大引け】

 日経平均は前日比41.42円(0.25%)安の1万6681.89円。TOPIXは前日比0.64(0.05%)安の1330.75。出来高は概算で18億6441万株。値上がり銘柄数は972、値下がり銘柄数は820となった。日経ジャスダック平均は2466.92円(9.72円高)。

[2016年7月20日]

株探ニュース

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