新日鉄住金 <日足> 「株探」多機能チャートより
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鉄鋼セクターのレポートでは、高炉はスプレッドが安定していることや原料市況が上昇に転じたことにより、潜在的なスプレッド下落リスクが後退したと指摘。15年秋口の原料市況の先安観を見越した製品価格下落が記憶に新しいことから、スプレッドが安定していても潜在的なリスクとして高炉回避の要因になっていたものの、今回の原料価格上昇転換はリスク後退に繋がるため、新日鉄住金<
5401>はエントリータイミングと解説。
日立金属<
5486>は、17年3月期下期中に工具鋼拡販のメドと18年3月期以降のWaupaca農機向け拡販が見えてくれば、18年3月期以降の増益基調が確認できると解説している。
《MK》
株探ニュース