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【市況】日経平均は76円安で7日ぶり反落スタート、6営業日で計1616円上昇しており過熱感も意識/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16646.92 (-76.39)
TOPIX  : 1325.92 (-5.47)

[寄り付き概況]

 日経平均は7日ぶりに反落してスタートした。19日の海外市場では、米NYダウが25ドル高となる一方、ナスダック総合指数が下落するなど欧米株は高安まちまちだった。米国では主要企業の決算内容を見極めたいとの思惑などから終日小動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は16610円となり、本日はこれにサヤ寄せする動きが先行した。日経平均は前日までの6営業日で計1616円上昇しており、短期的な過熱感も意識されている。

 売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが小安く、Vテク<7717>やファーストリテ<9983>が反落。スマートフォンゲーム「Pokemon GO」で注目を集める任天堂<7974>は利益確定売りが先行している。一方、前日急落したソフトバンクグ<9984>や初値形成後の減速が目立っていたLINE<3938>が反発しており、ソニー<6758>、NTTドコモ<9437>、KDDI<9433>などがしっかり。サノヤスHD<7022>やハピネット<7552>といったポケモン関連銘柄は荒い値動きながら買い優勢となっている。

 セクターでは、その他製品、鉄鋼、証券が下落率上位。反面、空運業、建設業、情報・通信業が小幅なプラスとなっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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