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【市況】いったん過熱を冷ましたいところ/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 19日のNY市場はまちまち。主要企業決算の内容を見極めたいとの思惑や、金融市場の安定化で年内の利上げの可能性が高まったとの見方もあり、終日小動きの展開となった。6月住宅着工・建設許可件数は予想を上振れる堅調な内容となり、上昇に転じているが、国際通貨基金(IMF)による世界経済の見通し引き下げや、原油相場の下落が重石となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の16610円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、利食い優勢の相場展開となろう。もっとも、前日までの上昇で価格帯別出来高の商いが膨れている16600-16800円レベルを捉えており、強弱感が対立しやすいところ。一目均衡表では雲を突破しているが、このまま上放れというよりは、雲上限を支持線として試す展開が意識されやすい。一先ず出来高の抵抗ラインまで回復しており、いったん過熱を冷ましたいところ。16500-16700円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16700円-下限 16500円

《TM》

 提供:フィスコ

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