【市況】ETF売買動向＝19日大引け、全銘柄の合計売買代金2345億円

　19日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比35.6％減の2345億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同36.8％減の2165億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> 、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮクオリティ１５０上場投信 <1460> など6銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が10.55％高、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> が4.46％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が3.96％高、ｉＰａｔｈ　穀物指数連動受益証券発行信託 <2026> が3.80％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が3.53％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> は5.00％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> は4.90％安、ｉＰａｔｈ　農産物指数連動受益証券発行信託 <2025> は4.53％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は4.00％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は3.66％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が225円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1402億8000万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2047億7200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が276億9400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が237億4100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が78億1600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が59億3500万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が35億2100万円の売買代金となった。

株探ニュース