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【経済】中国のGDP成長率予想を上方修正、16年は6.35→6.60%に=S&P


米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は最新リポートで、中国の2016年の国内総生産(GDP)成長率予想を6.60%に上方修正した。従来予想の6.35%から0.25ポイント引き上げている。今年4~6月期の成長率上振れを反映させた格好。17年予想値も同じ幅で上方修正し、6.40%に設定した。複数メディアが18日伝えた。
一方、18年予想値は6.00%に維持し、徐々に成長ペースが鈍化すると見込んでいる。中国が銀行融資によって経済成長をけん引する方法を改めなければ、景気下振れのリスクはさらに高まると指摘した。
国家統計局が18日に発表した今年4~6月期のGDP成長率は、前年同期比6.7%で着地。市場予想の6.6%をやや上回り、1~3月期と同水準に落ち着いた。中国政府は今年、「6.5~7.0%」の経済成長率を確保する方針を示している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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