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【経済】G20ではポンド安を含めた為替問題が議論される可能性


 報道によると、今月23-24日に中国の成都で開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、英国の欧州連合(EU)離脱決定が主要な議題になるようだ。カナダ財務省の高官が記者団に述べた。

 報道によると同高官は、EU離脱後に国際的な貿易協定に関する国民の見方がどのように変化するのか、その点について議論されるとの見方を示した。また、EU離脱決定後にポンド相場が急落したことについてもG20で議論されると指摘したようだ。大半の市場関係者は、英国民投票でEU離脱が決まった場合、ポンドは大幅に下落すると予想していたことから、「ポンド相場の下落は必ずしも無秩序な動きとは言えない」との声も聞かれている。

 ただし、市場関係者の一部はG20で過度のポンド安について懸念が表明された場合、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドルが米ドルに対して上昇し、これらの通貨の対円レートも総じて上昇する可能性があると見ている。
《MK》

 提供:フィスコ

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