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【市況】個別銘柄戦略:ソフトバンクやLINEの動向に関心か

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

連休中の欧米株式市場は底堅い動き、為替市場では円安が進行している。引き続き良好な外部環境を背景に、本日の東京市場も買い先行の動きが見込まれる。ただ、株価の上昇基調が継続するなか、先週の株価上昇の背景となったヘリコプターマネーなどに対する思惑はやや後退しよう。つれて、株価の上値も徐々に重くなる可能性がある。個別では大型買収発表のソフトバンクの動向に注目。円高ポンド安も利用しての積極策として評価すべき余地もあろうが、短期的にはプレミアムの大きさやシナジー効果への不透明感などが警戒材料視される可能性。先週末に新規上場したLINEだが、米国市場ではやや軟化、短期上昇の反動が強まる公算が大きそうだ。ほか、国内証券ではバイオ関連の一角を新規に買い推奨、関連株の動向に影響を与えるか注目。さらに、本日はマザーズ指数先物が新規上場、ヘッジ手段の登場により、マザーズ銘柄には選別物色の動きが今後は強まっていこう。

《KS》

 提供:フィスコ

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