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【市況】NY原油先物週間見通し:上昇か、トルコのクーデター未遂などの地政学リスクの高まり


■NY原油先物
安値:44.42ドル
高値:46.93ドル
終値:45.95ドル
前週末比(騰落率):1.19%

■上昇、堅調な経済指標の発表を好感

上昇。石油輸出国機構(OPEC)が石油生産量の見通しを引き下げたほか、6月の米小売売上高など堅調な経済指標の発表等が好感された。一方で、米エネルギー情報局の週間統計で在庫が予想外に増加したことを受け、供給過剰への懸念が再浮上するなど、週を通じて上昇したものの、好悪材料に振らされる相場展開だった。


■上昇か、トルコのクーデター未遂などの地政学リスクの高まり

想定レンジ:44.00~49.00ドル

上昇か。足元では調整トレンドが続いているが、トルコでのクーデター未遂など、地政学リスクの高まりを背景に、リバウンドに向かう展開が意識されやすいだろう。また、米国では予想を上回る経済指標の発表が相次いでいることも、安心感につながるとみられる。

《TN》

 提供:フィスコ

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