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【市況】NY株式:ダウは16ドル高、高値圏突破への材料に乏しく

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は16.50ドル高の18533.05、ナスダックは26.20ポイント高の5055.78で取引を終了した。原油相場の下落を嫌気し、売りが先行。堅調な7月NAHB住宅市場指数が好感されたものの、その後は新たな株価動意材料に乏しく、利益確定の売りも広がったほか、今週から本格化する4-6月期決算発表の内容を見極めたいとの思惑から上値は重いものの、ダウ及びS&P500種指数は過去最高値を更新した。セクター別では、ソフトウェア・サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や食品・飲料・タバコが下落した。

クーポン共同購入サイトのグルーポン(GRPN)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、大幅上昇。大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は決算内容が予想を上振れ、シティグループ(C)やモルガン・スタンレー(MS)、ゴールドマンサックス(GS)などの金融各社も買われた。一方で、医薬品のメルク(MRK)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、軟調推移となった。

ネットフリックス(NFLX)はマーケット終了後に4-6月期決算を発表、売上高は予想に一致し、一株利益は下振れた。時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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