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【通貨】NY為替:トルコ軍クーデター報道で地政学的リスク上昇、リスクオフ104.64円/115.49円

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円12銭まで上昇後、104円64銭まで反落し、104円89銭で引けた。

米国の6月小売売上高の改善、コアの6月消費者物価指数の予想外の上昇で、利上げ観測を受けたドル買いが一時優勢となった。その後発表された7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大幅に下回ったためドル売りが強まったほか、トルコで軍の内部で反乱がおきたとの報道を嫌いリスク回避の動きが加速。

ユーロ・ドルは、1.1134ドルから1.1025ドルへ下落して1.1035ドルで引けた。トルコでのクーデター画策の可能性を嫌いユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、117円96銭から115円49銭まで下落。地政学的リスクを受けたリスク回避の円買いが加速した。ポンド・ドルは、1.3384ドルから1.3132ドルへ下落した。8月の利下げを織り込むポンド売りが優勢となった。

《MT》

 提供:フィスコ

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