【材料】JINは大幅3日続落、既存店売上高の想定見直しで16年8月期業績と配当予想を下方修正
JIN <日足> 「株探」多機能チャートより
足もとの動向を踏まえて、第4四半期の国内アイウエア既存店売上高の想定を前年同期比7.8%増から4.3%増へ引き下げたことが要因だという。一方、海外アイウエア事業も、円高の影響で中国事業の円ベース売上高が計画を下回る見込みのほか、米国事業でも2号店以降となるショッピングモールへの新規出店の遅れから売上計画を下方修正し、これらも売上高を押し下げる。さらに眼鏡型ウエアラブル端末「JINS MEME(ジンズ ミーム)」の先行投資費用も利益を圧迫する見通しだ。
また、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた期末一括配当を25円に引き下げるとあわせて発表した。前期の16円に対しては9円の増配となる。
なお、同時に発表した第3四半期累計(15年9月~16年5月)決算は、売上高336億1900万円(前年同期比15.5%増)、営業利益21億7300万円(同11.4%減)だった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)