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【通貨】NY為替:英中銀の金利据え置きでポンドは一時急伸

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円90銭まで上昇後、105円26銭へ反落し、105円40銭で引けた。米国の6月生産者物価指数(PPI)の予想以上の上昇、週次新規失業保険申請件数が増加予想に反して横ばいにとどまったこと、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁のタカ派発言を受けて、米国の年内利上げ観測が再燃しドル買いが優勢となった。その後は、利食い売りなどで伸び悩んだ。


ユーロ・ドルは、1.1165ドルから1.1098ドルへ反落し1.1118ドルで引けた。米国の利上げ観測を受けたドル買いが再燃。ユーロ・円は、118円03銭から116円94銭へ下落した。


ポンド・ドルは、1.3401ドルから1.3279ドルへ下落。英中央銀行は金融政策決定会合で、利下げ予想に反し金利据え置きを決定したため、一時ポンドのショートカバーが加速した。しかし、声明では8月の利下げが示唆されたためポンド売りが再燃した。
ドル・スイスは、0.9764フランから0.9825フランへ上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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