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【通貨】明日の為替相場見通し=ブレグジット時の水準意識の展開も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、106円への円安が進むかがポイントとなりそうだ。予想レンジは1ドル=105円20~106円20銭。

 この日は、午後に入り105円後半に一段の円安が進行。駐スイス大使の本田悦郎氏が4月に訪米した際、バーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB)議長と永久債の発行について議論した、との報道を受け一気に円安が進行した。足もとで円安が加速しているが、ブレグジット(英国のEU離脱)に揺れた先月24日以来の106円台に乗せることができるかがポイントとなりそうだ。今晩は英イングランド銀行が金融政策委員会を予定しており、利下げ実施も有力視されている。英国の利下げはドル高・円安要因に働く可能性があり、その動向が関心を集めている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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