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【特集】フォーバル Research Memo(10):基本方針は利益の3分の1を株主に還元

フォーバル <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

フォーバル<8275>は、配当による株主への利益還元を重要な経営課題の1つとして認識しており、配当金の決定に関しては今後の事業計画、財務状況等、中長期的観点から内部留保と安定した成果配分等を勘案するとしている。基本的に、利益の3分の1を株主に、3分の1を社員へ還元する方針。

この方針にのっとり、2016年3月期は1株当たり13.75円※(連結配当性向28.6%)を計画していたが、2016年3月期単独決算が計画を上回り、単独の1株当たり利益が39.3円となったことを踏まえて、15.5円(同29.2%)への4期連続の増配を決定した。続く2017年3月期についても、1株当たり15.5円(同28.2%)を計画している。

※2015年9月1日付で実施した1株→2株の株式分割を反映。

また、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び株主還元の一環として、過去4年間に自社株買いを2回実施している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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