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【材料】マツダが小反落、国内大手証券では第2四半期以降は新型「CX‐9」並びにIPMモデルの効果に期待

マツダ <日足> 「株探」多機能チャートより
 マツダ<7261>が4日ぶりに小反落。マツダは現時点でもBrexit前の株価水準を大きく下回っている。欧州向け比率が高いことや、期初の為替見通しがユーロ・円で125円と現在の為替水準と比べ大幅に円安であることなどで大幅な下方修正懸念が根強く、株価の戻りも鈍いようだ。

 このほか、今日はSMBC日興証券が時価より高い水準であるものの、目標株価を引き下げたことが確認されている。リポートでは、欧州の販売ウエイトがセクターで最も高いこと(16年3月期の販売比率は20%)に加え、急激かつ大幅な為替影響が響いた株価推移となっていると指摘。当面は、為替変動に対する会社計画の迅速な修正対応が待たれる一方、販売モメンタムの再加速タイミングも注目されると解説。国内では法令違反車の販売を継続する状況、米国でもリテール販売が失速するなどの状況だが、引き続き、為替動向並びに会社計画に注目しつつ、第2四半期以降は新型「CX‐9」並びにIPM(中間商品対策)モデルの効果に期待したいとの見解を示している。

 投資評価は「2」(中立)を継続。目標株価は2100円から1500円へ引き下げている。
《MK》

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