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2016年07月14日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:任天堂、TSIHD、サイゼリヤ、そーせい

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
■任天堂 <7974>  25,460円  +3,630 円 (+16.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 任天堂<7974>が急反騰。前日こそ5日ぶりに上昇一服となったが、きょうは改めて物色人気を集め、前日の下げ幅1010円を上回る上げ足で新値街道に復帰している。7月に海外で配信開始したスマホゲーム「ポケモン Go」が米国で大ヒット、社会現象化するほどの人気を博していることが伝わり、市場の耳目を驚かせている。14日付の日本経済新聞では、6日に配信が開始された米国でスマホゲームの利用者数ランキング歴代首位に浮上(米国調査会社調べ)したことを伝えており、人気が加速した格好だ。一部の欧州系外資系証券が「ポケモン GO」の収益寄与が不透明として、売り推奨を継続しているが、結果的に売り方踏み上げ(買い戻し誘導)の展開にある。

■TSIホールディングス <3608>  633円  +58 円 (+10.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 13日、TSIホールディングス <3608> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比25.0%増の26.7億円に伸びて着地したことが買い材料。不採算ブランドの撤退や店舗閉鎖に加え、販管費の削減を進めたことで採算が急改善した。上期計画の10億円を既に2.7倍も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の1.82%にあたる200万株(金額で13億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。これを受けて、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

■セントラル警備保障 <9740>  2,202円  +128 円 (+6.2%)  11:30現在
 13日、セントラル警備保障 <9740> が17年2月期上期の連結経常利益を従来予想の9.2億円→12.6億円に37.0%上方修正。増益率が17.0%増→60.3%増に拡大し、8期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。主力の常駐警備で伊勢志摩サミット関連などの臨時警備が好調だったことが寄与する。上期増額分を下回る形で、通期の同利益を16.2億円→16.8億円に3.7%上方修正。増益率が35.7%増→40.7%増に拡大する見通しとなった。

■サイゼリヤ <7581>  2,212円  +115 円 (+5.5%)  11:30現在
 サイゼリヤ<7581>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、国内事業は好調に推移しているものの中国事業は不振が続いていると指摘。それでも、国内事業は円高メリットによる原価率の低下期待が出てきたとみて、アジア事業の収益低迷を国内事業でカバーできると解説。レーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューは2700円を継続している。

■そーせいグループ <4565>  17,650円  +820 円 (+4.9%)  11:30現在
 そーせいグループ<4565>が3日ぶりに急反発。SMBC日興証券が新規にカバレッジを開始したことが確認されており、買い手掛かり材料視されている。リポートでは、目標株価を2万3000円、投資評価「1」(アウトパフォーム)で新規カバレッジを開始。投資評価「1」の理由として、StaR技術は、従来の創薬法では困難な受容体選択性を持つ化合物を見出し、画期的新薬を生み出す可能性を持つ点、StaR技術は世界的にも評価が高く、メガファーマとの技術提携契約を見込める点、シーブリ、ウルティブロによる安定したロイヤルティー収益を確保し、黒字化を達成している点、の3点を挙げている。同証券による目標株価2万3000円は、前日終値1万6830円と比べ36.6%高い水準にある。

■ライフコーポレーション <8194>  3,170円  +140 円 (+4.6%)  11:30現在
 ライフコーポレーション<8194>が4連騰。13日付で岡三証券が目標株価は3400円で据え置いているがレーティングを「中立」から「強気」へ引き上げた。デフレ環境下でも同社の販売戦略の巧妙さと都市部の大型店競合緩和という環境が今後も好業績を後押しすると評価している。

■ディー・エヌ・エー <2432>  2,714円  +101 円 (+3.9%)  11:30現在
 ディー・エヌ・エー<2432>が反発。クレディ・スイス証券では、17年3月末までに5本程度、任天堂<7974>との協業タイトルが開始される予定と指摘。多くのIPを保有する任天堂との協業により中長期にわたり継続的にタイトルをリリースすることが可能とみて、非ゲーム事業においても収益拡大機会があると予想。ヒットタイトル顕在化により株価は再評価されると考え、レーティング「アウトパフォーム」、目標株価3300円でカバレッジを開始している。

■リテールパートナーズ <8167>  1,113円  +26 円 (+2.4%)  11:30現在
 13日、食品スーパーを展開するリテールパートナーズ <8167> [東証2] が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比27.0%増の12.4億円に伸びて着地したことが買い材料視された。昨年7月に買収したマルミヤストアの業績上積みなどで、42.4%の大幅増収を達成したことが寄与。

■近鉄百貨店 <8244>  344円  +8 円 (+2.4%)  11:30現在
 13日、近鉄百貨店 <8244> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比43.8%増の7.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。大口工事の受注が増加した内装業の収益拡大で、大規模改装の影響で大幅減益となった百貨店業の低迷を吸収し、2ケタ増益を確保した。上期計画の3億円を既に2.5倍も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■トーセイ <8923>  820円  +15 円 (+1.9%)  11:30現在
 ファンド組成やリノベーションマンションなど不動産流動化を手掛ける中小型不動産株に買いが集まっている。都心を事業基盤に中小型物件でファンドを手掛けるトーセイ<8923>は4日続伸で13週移動平均線を上に抜け、年初来高値847円を視界に捉えてきた。また、首都圏で中古不動産の改装・販売を主力とするサンフロンティア不動産<8934>も4日続伸で底入れ足をみせている。同じく首都圏で中古マンションやアパートのリフォーム販売を展開するムゲンエステート<3299>や、関西地域を営業地盤に投資向けマンションなどの流動化ビジネスを手掛けるサムティ<3244>なども買いが優勢だ。デフレ脱却をテーマに政府・日銀の足並みを揃えた景気刺激策への期待が高まっている。そのなか日銀の金融政策決定会合が今月28、29日までの日程で予定されており、追加緩和の可能性が強く意識されているようだ。緩和期待を背景に金利敏感株をトレードする「日銀プレー」の対象として不動産セクターへの注目度は高い。なかでも超低金利による調達コストの負担軽減を材料に流動化ビジネスを手掛ける中小型株は値動きが軽く、個人を中心とした短期資金の物色対象に浮上している。

■イオンモール <8905>  1,345円  +24 円 (+1.8%)  11:30現在
 イオンモール<8905>が小幅続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、決算発表後の株価下落を受け、国内既存店の専門店売上高が熊本地震の影響を除くと前年同期比で0.5%減とマイナス幅が縮小することや、海外事業の収益改善も概ね会社計画線と考えられることから、短期的に株価の割安感が高まった印象と指摘。第2四半期以降の利益進捗によっては一定の株価反発が期待できると見ているものの、中期的な収益性回復は依然ビジビリティに欠けるとみて、レーティング「ニュートラル」を継続。目標株価を1800円から1550円に引き下げている。

■ポーラHD <4927>  9,680円  +170 円 (+1.8%)  11:30現在
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>が3日ぶりに反発。午前10時30分ごろ、グループ会社のポーラ化成工業が史上初の「シワを改善する」効能・効果を有する「ポーラリンクルショットメディカルセラム」の製造販売承認を取得したと発表しており、新商品の業績への貢献を期待した買いが入っている。新商品は、ポーラ化成が15年もの歳月をかけてシワの改善メカニズムや素材探索を行い、開発に成功した医薬部外品。目尻にシワを有する健常な日本女性68人を被験者に1日2回、左右の目尻に指定した製剤を12週間塗布したところ、統計学的に有意なシワ改善効果を示したという。なお、販売はポーラが行い、来年初めに発売予定としている。

■東邦亜鉛 <5707>  372円  +4 円 (+1.1%)  11:30現在
 東邦亜鉛<5707>が4日続伸。ここ非鉄市況が総じて上昇基調にあり、非鉄株に物色の矛先が向いている。亜鉛市況も足もと一段高で、LMEの3カ月先物価格が直近安値だった5月末から2割の上昇をみせ13カ月ぶりの高値圏にある。中国での需要が回復傾向にあり、亜鉛地金の供給が不足する見通しが出ている。これを受けて亜鉛の精錬大手の同社株を見直す動きが続いている。

●ストップ高銘柄
 サノヤスHD <7022>  357円  +80 円 (+28.9%) ストップ高   11:30現在
 フジタコーポレーション <3370>  1,341円  +300 円 (+28.8%) ストップ高   11:30現在
 モバイルファクトリー <3912>  4,345円  +700 円 (+19.2%) ストップ高   11:30現在
 イマジカロボ <6879>  664円  +100 円 (+17.7%) ストップ高   11:30現在
 日本色材工業研究所 <4920>  556円  +80 円 (+16.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 ファーマフーズ <2929>  465円  -100 円 (-17.7%) ストップ安   11:30現在
 ガリバー <7599>  715円  -150 円 (-17.3%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、2銘柄

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