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【経済】南シナ海の地政学的リスク上昇による原油価格への影響は、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

足元の米国株式市場は堅調に推移しているようです。12日のダウ平均株価は1年2カ月ぶりに最高値を更新し、終値は前日比120ドル高の1万8347ドルとなりました。ナスダック指数は5日続伸し、終値は同34.18ポイント高の5022.82と、今年初めて終値で5000の大台を回復しました。またS&P500指数は2日連続で最高値を更新しています。

NY原油も大幅高となっています。今日は気になる原油価格についてレポートします。

松永さんによると
『昨日のNY原油の電子取引は、ハーグ仲裁裁判所の判決を受けた南シナ海の地政学的リスクの上昇を背景に14時ごろからの3時間で2ドル近く上昇。その後の米国市場取引時間では、米国株の上昇を好感して更に上昇。』したとのことです。

そして『中国の駐米大使は12日、「ハーグ仲裁裁判所の判決は、争いを激化させる。」と述べました。しかし、南シナ海の地政学的リスクの上昇がどこまで世界の原油需給に影響を与えるかは疑問視する向きもあります。』ということですが、注視していきたいと思います。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の7月13日付の「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子

《NO》

 提供:フィスコ

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