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2016年07月13日17時29分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 3連騰で英EU離脱決定前まで回復、ダウ最高値や円安を好感 (7月13日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  16343.00
高値  16444.25(09:56)
安値  16196.44(14:56)
大引け 16231.43(前日比 +135.78 、 +0.84% )

売買高  27億3943万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8916億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3連騰、上げ幅1124円
 2.英EU離脱決定前の水準まで回復
 3.NYダウ最高値や円安進行を好感
 4.金融株や輸出関連株が買われた
 5.売買代金は4日連続で2兆円超

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは120ドル高の1万8347ドルと3日続伸し、約1年2カ月ぶりに過去最高値を更新。世界株高でリスクオン機運が強まる中、アルコアの好決算を受けて米企業収益の先行きは明るいとの見方が広がり、買い優勢となった。

 東京市場ではリスクオンの流れが継続し、朝方から広範囲に買いを集めたが、日経平均株価は前場前半にきょうの高値をつけ、その後は一貫して上げ幅を縮小する展開となった。大引けは前日比135円高の1万6231円と3日続伸し、英国のEU離脱決定前の水準まで回復した。

 13日の東京市場は、前日の欧州株市場が総じて強調展開となり、前日の米国株市場ではNYダウが過去最高値を更新、これを受けてきょうの東京市場は主力株をはじめ広範囲にリスクを取る動きが続いた。外国為替市場では朝方は1ドル=104円台半ばの推移と円安が進行していたことも買い安心感につながった。また、参院選の与党大勝を受けて安倍首相が打ち出す大型補正への思惑や、月末の日銀金融政策決定会合での追加緩和期待が株高基調を支えている。ただ、買い一巡後は相場上昇が急ピッチだっただけに戻り売りや利益確定売りが膨らみ、伸び悩んだ。取引時間中に為替が円高方向に押し戻されたことも重しとなった。東証1部の売買代金は2兆9000億円弱まで増え相場活況の目安となる2兆円を4日連続で上回り、市場参加者の増加を暗示した。

 個別では、円安を背景にトヨタ自動車<7203>が3連騰、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも物色人気を集めた。ブイ・テクノロジー<7717>が値を飛ばし、日本電産<6594>の上値追いも続いている。日経平均新規採用のヤマハ発動機<7272>も大幅高。サノヤスホールディングス<7022>は前日のストップ高の余勢を駆って続急伸。竹内製作所<6432>、新明和工業<7224>も高い。
 半面、任天堂<7974>は利益確定の動きに急反落。NTT<9432>、KDDI<9433>も軟調。ディー・エヌ・エー<2432>も値を下げた。ピジョン<7956>、KLab<3656>が大幅安となったほか、ヤマトホールディングス<9064>、ビックカメラ<3048>も安い。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、京セラ <6971> 、ファストリ <9983> 、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約57円。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はKDDI <9433> 、東エレク <8035> 、ヤマトHD <9064> 、キッコマン <2801> 、トレンド <4704> 。押し下げ効果は約33円。

 東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)鉱業、(3)輸送用機器、(4)証券商品先物、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)陸運業、(3)医薬品、(4)食料品、(5)倉庫運輸関連。

■個別材料株

△国際石開帝石 <1605>
 WTI原油先物価格の急反発を受け。
△夢真HD <2362> [JQ]
 提携先のダズルがVRプロダクト向け分析サービスを公開。
△モバファク <3912> [東証M]
 「ポケモンGO」人気で位置ゲー関連にも物色が波及。
△日医工 <4541>
 ヨウ化カリウム内服ゼリー「日医工」の製造販売承認を取得。
△ヘリオス <4593> [東証M]
 SMBC日興証が新規に「強気」。
△東洋電 <6505>
 今期経常は21%増益。
△ジオマテック <6907> [JQ]
 今期最終を3.2倍上方修正。
△スズキ <7269>
 「インド新工場の稼働時期を前倒し」と報道。
△ヤマハ発 <7272>
 日経平均銘柄に新規採用。
△ライフコーポ <8194>
 3-5月期(1Q)経常は14%増益。


▲パル <2726>
 3-5月期(1Q)経常は20%減益。
▲ビックカメラ <3048>
 3-5月期(3Q)経常は14%減益。
▲ホギメデ <3593>
 4-6月期(1Q)経常は6%減益。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サノヤスHD <7022> 、(2)トランザク <7818> 、(3)東洋電 <6505> 、(4)ライフコーポ <8194> 、(5)Vテク <7717> 、(6)ヤマハ発 <7272> 、(7)豆蔵HD <3756> 、(8)メディアドゥ <3678> 、(9)サイバネット <4312> 、(10)竹内製作所 <6432> 。

 値下がり率上位10傑は(1)パル <2726> 、(2)ダイト <4577> 、(3)ピジョン <7956> 、(4)ペプドリ <4587> 、(5)ERIHD <6083> 、(6)KLab <3656> 、(7)学情 <2301> 、(8)ディップ <2379> 、(9)シャープ <6753> 、(10)壱番屋 <7630> 。


【大引け】

 日経平均は前日比135.78円(0.84%)高の1万6231.43円。TOPIXは前日比14.53(1.13%)高の1300.26。出来高は概算で27億3943万株。値上がり銘柄数は1277、値下がり銘柄数は597となった。日経ジャスダック平均は2465.63円(5.93円高)。

[2016年7月13日]

株探ニュース

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