【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ラクトJ、さいか屋、ジェーソン (7月12日発表分)
さいか屋 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 さいか屋 <8254>
17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は4900万円の赤字(前年同期は3億6100万円の黒字)に転落した。
▲No.5 協立情報通信 <3670>
17年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比34.1%減の9100万円に落ち込み、通期計画の3億7000万円に対する進捗率は24.6%にとどまり、3年平均の36.8%も下回った。
▲No.6 中北製 <6496>
16年5月期の経常利益(非連結)は前の期比32.3%増の12.7億円に拡大したが、17年5月期は前期比12.1%減の11.2億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3080> ジェーソン JQ -9.54 7/12 1Q 4.07
<3139> ラクトJ 東2 -6.34 7/12 上期 -28.71
<8254> さいか屋 東2 -3.77 7/12 1Q 赤転
<4760> ALPHA JQ -2.33 7/12 3Q 2.34
<3670> 協立情報通信 JQ -2.18 7/12 1Q -34.06
<6496> 中北製 東2 -0.41 7/12 本決算 -12.09
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース