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【通貨】東京為替:ドル・円は104円20銭付近、週明け以降の上昇に過熱感

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

13日午前の東京外為市場ではドル・円は104円20銭付近。105円を目指す展開となったが、週明け以降の急激なドル高に過熱感が広がり、昼にかけては失速した。ドル・円は、前日の海外市場で一時104円97銭まで上昇し、今日のアジア市場でも日経平均株価の堅調地合いを受け、ドルは一時104円88銭まで値を切り上げた。ただ、その後は株高の影響が薄れた。

週明け以降のドルの急上昇に過熱感が広がり買いは後退。利益確定売りに押される展開となり、ドル・円は一時103円95銭まで下落した。

ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小しているため、日銀による追加緩和への期待からドルは東京市場で104円を大きく下回る可能性は低いものの、目先は上値が重くなりそうだ。

ここまで、ドル・円は103円95銭から104円88銭、ユーロ・ドルは1.1054ドルから1.1070ドル、ユーロ・円は114円93銭から116円06銭で推移。

【要人発言】

・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「インフレ率が低い中、(FRBは)利上げを急ぐ理由はない」
・NZ中銀総裁補
「低インフレへの理解を深めることが中銀の戦略的優先事項」
・米商工会議所
「英国への投資は短期的に、最小限にとどまるだろう」

《XH》

 提供:フィスコ

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