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【市況】11時時点の日経平均は大幅に3日続伸、ヤマハ発や村田製、Vテクの上げ目立つ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16309.77円(前日比214.12円高)で推移している。12日の海外市場ではリスクオンの流れが続き、米国では非鉄金属のアルコアの好決算を受けて企業業績への期待も高まったことから、NYダウ及びS&P500種指数が最高値を更新した。為替市場では一時1ドル=105円手前まで円安が進み、こうした流れを引き継いで日経平均は247円高からスタートした。一時16444.25円(同348.60円高)まで上昇する場面があったが、その後は円安一服とともに伸び悩んでいる。

個別では、三菱UFJ<8306>が4%高となっているほか、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が買われている。トヨタ自<7203>やマツダ<7261>、富士重<7270>などの自動車株も前日に続き上げ目立つ。米インテル株の上昇を受けて村田製<6981>が8%高。日経平均構成銘柄に採用されたヤマハ発<7272>は11%を超える上昇に。中小型株ではVテク<7717>が商いを伴って急反発している。また、前日に決算発表したライフコーポ<8194>や東洋電<6505>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、連日活況となっている任天堂<7974>が利益確定売りに押され急反落。同社と提携するディーエヌエー<2432>に加え、ソニー<6758>もマイナス圏で推移している。また、ダイト<4577>やパル<2726>、一部証券会社の投資評価引き下げが観測されているピジョン<7956>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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