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【市況】東京株式(寄り付き)=円安進行とNYダウ最高値でリスクオン加速

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比247円高の1万6343円と続伸。

 今週に入り日経平均は急反騰、前日までの2日間で1000円近い上昇をみせたが、引き続き上値指向にある。欧米株市場が総じて強調展開を続け、前日の米国株市場ではNYダウが史上最高値を更新したことを受け主力株をはじめ広範囲にリスク選好の買いが流入している。10日投開票の参院選で与党が大勝、これを契機に安倍政権の積極的な景気刺激策に対する期待が膨らんだ。また、今月28、29日に予定される日銀の金融政策決定会合での追加緩和期待も根強く、買い戻しの動きを加速させている。来日した前FRB議長のバーナンキ氏が週明け11日に日銀を訪問、12日には安倍首相との会談も行い、金融、財政両面での景気対策への思惑を高めた。為替市場では1ドル=104円台後半まで円安が進行、これも自動車をはじめとする輸出株に追い風となっている。

 寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に海運、非鉄、鉄鋼、銀行、金属製品、空運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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