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2016年07月13日08時47分

【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 16,200円~16,700円

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 米株式市場は、国内の材料では雇用統計の良好な結果や、石油輸出国機構(OPEC)による生産量見通しの下方修正により原油価格が反発したことを好感。海外の材料では英国中央銀行が景気刺激策の導入を示唆したことで、EU離脱による世界経済に対しての不安感が後退したことにより、マーケットはリスクオンの動きを強め、NYダウ、S&P500共に史上最高値を更新して取引を終了。その影響でシカゴの日経平均先物も、大証の終値に比べ365円高と、大きく値上がりして取引を終えているだけに、東京市場の朝方も買い先行から16,500円近辺での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、安倍首相が10兆円規模の経済対策に向けた準備を指示したとの報道で、為替市場では3週間ぶりにドルが対円で104円台後半まで上昇(円は下落)するなど、一段と円安基調を強めていることから、メリットの大きい輸出関連セクターを中心に堅調な値動きが予想される。

 ただ、連日の大幅上昇で市場は短期的な過熱感が否めず、また、イギリスショックで急落した分を全て取り戻すことで、目先的には達成感も出易いことから、16,500円を超えた水準で推移するには、ドルが対円で105円台を回復するような援護射撃が必要となるだろう。

 テクニカル的には、昨日の上値抵抗線であった75日移動平均線(16,342円前後)を、シカゴの清算値にさや寄せしての取引開始ならば、1ヶ月半振りに突破してくる公算だけに、同移動平均線がそのまま支持線として下値を支えそうで、一目均衡表の雲の下限である先行スパン2(16,542円前後)が、目先の上値メドとなりそうだ。

 新興市場のジャスダック平均は、昨日上抜いた25日移動平均線(2,451ポイント前後)が下値支持線となり、本日も底堅い値動きが推測されるが、買いエネルギーの大半が1部市場に集中しそうなことから、上値は75日移動平均線(2,469ポイント前後)に抑えられそうで、マザーズ指数は、目先の上値抵抗線である25日移動平均線(1,005ポイント前後)を上抜けば、次の抵抗線は75日移動平均線(1,072ポイント前後)が意識されるだろう。

 本日の予想レンジ 16,200円~16,700円(ストック・データバンク 編集部)

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