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【通貨】外為サマリー:一時1ドル103円20銭台に上昇、日銀の追加緩和期待で円売り強まる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=103円05銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=114円24銭前後と同1円90銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前9時過ぎ以降、急速なドル高・円安が進行。10時過ぎに103円28銭の円安水準をつけた。月末に予定されている日銀の金融政策決定会合に対する期待が強く、ドル買い・円売りが活発化している。特に、米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ前議長が、きょう安倍晋三首相と面会することから、政府の発行する国債を中央銀行が直接引き受ける「ヘリコプター・マネー」などへの期待も出ている様子だ。今晩は目立った経済指標の発表がなく、NYダウの動向などが注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1085ドル前後と前日に比べ 0.0060ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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