【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … プロパスト、ローツェ、モリト　(7月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ローツェ <6323>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比18倍の15.1億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の16.1億円に対する進捗率は94.1％に達し、5年平均の25.8％も上回った。

★No.2　京進 <4735>
　16年5月期の連結経常利益は前の期比88.9％増の4億円に拡大し、17年5月期も前期比28.9％増の5.2億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　プロパスト <3236>
　16年5月期の経常利益(非連結)は前の期比2.6倍の5.5億円に急拡大し、17年5月期も前期比1.8％増の5.6億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6323> ローツェ 　　　東２ 　 +24.49 　　7/11　　　1Q　　 1725.30
<4735> 京進 　　　　　東２ 　 +12.32 　　7/11　本決算　　　 28.92
<3236> プロパスト 　　ＪＱ　　 +9.27 　　7/11　本決算　　　　1.79
<1401> エムビーエス 　東Ｍ　　 +3.54 　　7/11　本決算　　　 15.42
<8247> 大和デ 　　　　東２　　 +2.94 　　7/11　　　1Q　　　-60.21

<3045> カワサキ 　　　東２　　 +1.85 　　7/11　　　3Q　　　-64.19
<7997> くろ工 　　　　東２　　 +1.74 　　7/11　　上期　　　 -4.50
<6064> アクトコール 　東Ｍ　　 +1.48 　　7/11　　上期　　　　黒転
<9837> モリト 　　　　東２　　 +0.13 　　7/11　　上期　　　-43.47

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース