【市況】ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金3278億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.3％増の3278億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.0％増の3021億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> 、ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　エネルギー商品指数上場投資信託 <1685> が16.82％高、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> が14.95％高、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が13.04％高、ｉＰａｔｈ　ソフト農産物指数連動受益証券発行信託 <2027> が10.68％高、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> が6.41％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は6.69％安、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> は3.67％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が386円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2123億9500万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金1692億9900万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が338億8900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が146億9500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が138億800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が111億9200万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が30億2600万円の売買代金となった。

株探ニュース